ハイ・フィデリティ(原題:High Fidelity)
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ジョン・キューザックのダメ男ぶりが面白い
古めの洋楽ロック好きには特におすすめ
音楽トークが面白い(セリフやBGMの曲もナイスなセレクト)
ジャック・ブラック、ブレークしたキッカケの作品、彼の快演もツボ
ただボーっと観るだけでも楽しい
夜、寝る前にボーッとみれる作品
映画って観た後、どんな気分で終わりたいか?って考えたりしませんか?
そんな中でも家で観る時、最後は「ホッと」したい時って多いと思います。
何だか「ズーン」と沈んだり、「モヤモヤ」して寝るよりは
そりゃ「ホッと」して終われれば良いに越したことはない!
と言う事で、「ホッと」したい夜に観たい、特に音楽がテーマになった映画を紹介しています。
解説/あらまし
『ハイ・フィデリティ』 イギリスの作家ニック・ホーンビィの小説を実写化した映画で
2001年に日本公開。
イギリスの作家ニック・ホーンビィの同名小説をジョン・キューザック主演で
映画化したラブストーリー。
音楽マニアの男性が失恋の原因を求めて自身の恋愛遍歴を振り返る姿を、ロックの名曲の
数々に乗せて描き出す。
シカゴで中古レコード店を営む30代の独身男性ロブ。ある日、
同棲中の恋人ローラが理由も告げずに家を出て行ってしまう。ロブは過去のつらかった
失恋トップ5を振り返り、相手の女性たちのもとを訪ねて自分と別れた理由について
問いただしていくが……。
共演は、ジャック・ブラック、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ティム・ロビンス。
「グリフターズ 詐欺師たち」でもキューザックと組んだスティーブン・フリアーズ監督が
メガホンをとり、ジョン・キューザックが脚本にも参加している。
個人的な感想(ちょいネタバレあり)
「音楽と不幸、どっちが先だ。僕は惨めだから聴くのか。聴くから惨めなのか。」と
中古レコード屋さんで働く、いかにもめんどくさい音楽好きおじさんたちの会話が最高。
音楽や映画、なんでもトップ5のリストにして語ろうとする主人公ロブと同僚のバリー。
心の名曲TOP5を発表し合って「なかなか良い選曲だ…」と互いを讃え合ったり、
チョイスにセンスがないと散々こき下ろしたり、オタク気質の嫌な所も側から観れば
面白い観点で見れたりする。
そんな中で、同棲中の恋人が理由も告げずに彼のもとを去る事になる。
過去に体験した自分のつらい失恋トップ5を考え、そこに彼女はトップ5に入らないと
強がる。でも結局、恋愛を引きづり、自分は恋愛に不向きではないかと不安に駆られ、
失恋トップ5にランクインしている、過去の、昔の恋人たちのもとを訪ね歩いてみる。
って、やばい人ですやん!
と思いますが、自意識過剰というか、自己中と言うか。。。
この昔の恋人詣が、この映画の見所の一つ、なかなか面白い。
30を超えた音楽オタクおじさんの拗らせ具合、見所です。
音楽映画としては、音楽好きが「ハッとする」、劇中歌の楽曲のセレクト。
セリフ、シュチュレーションで出てくる曲が最高です!
この映画で快演し、ブレークしたジャック・ブラックの存在感もこの映画の面白い所。
とにかく、ボーッと観ながら、クスッと笑って、ちょっと切なくなって
最後に、スッキリ!個人的には、そんな感じ(どんな笑)の良い映画ですよ。
癒し系です。
「スクール・オブ・ロック」や最近では「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
のクッパの役でも注目を浴びた、ジャック・ブラックの歌声は、本当に良い!
なのでサントラも最高です!
